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ぱれった・けやきの日々
○なんでもありの弊害
いいことばかり書いていますが、スタイルが定着してきたのは数年たってからの話です。「ぱれった・けやき」はスタッフの定着率が悪いのです。移転して約2年の間に3人のスタッフがやめていきました。原因は「なんでもあり」だったような気がします。「なんでもあり」は聞こえがいいですが、実はとてつもなく曖昧な概念です。言い換えれば「なんでもなし」。
発想としてはすばらしいと思っていましたが、日常的な活動において、「ここはなんでもありだから、なんでもいい」となってしまうのは、やはりつらいことです。そうなるとどんな活動も結局は「なんでもなし」になっていきます。スタッフも「自分たちは何をすればいいの?」ととらえたようです。